筑波8時間耐久レース参加したら、はちゃめちゃに楽しかった

 

2021/10/2 (土) に開催された筑波8時間耐久に参加してきました。

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初めてのレースだし、耐久レースということでチームでたすきをつなぐもの。集団で走る経験もほぼ初めてなので、目標は「事故らず完走!」です。

 

結果からいうと目標通り無事、事故らず完走できた!!

その上でリタイアせず完走できたという達成感ももちろんそうですが、なによりロードバイクレースが楽しかった。なんていっていいかわからないけど、はちゃめちゃに楽しかった。

 

ひとつ後悔があるとすると、アンカーをやらせてもらって参加した完走後のセレモニー走開始の際にベンディングペダルが外れず、最後の最後におもいっきり立ちゴケをするというオチはつくってしまったけれど。

 

いやー嫌な予感してたんだよね、そもそも外すの下手で普段でも手間取るのに、もう足が自分の感覚じゃない状態で、こける5秒前くらいから「これ絶対こけるでしょ」って自覚あったもん。ただそれにしても外れなさすぎるなと、後日よくよく確認したところベンディングシューズの裏のネジもゆるんでて、そもそも抜けにくくなっていたことが判明。そっかこのメンテナンスも大事だということを知りました。

 

とはいえ、最終的には人生観変わるぐらい楽しかった!

いやーえらい沼にはまってしまった。

家に帰って翌日やったのが「次でれるレースは何か?」を調べるぐらいに自転車というものにとりつかれてしまったわけです。

 

実際レースの最中の心境としては「怖い、楽しい、楽しい、怖い、かっこいい!、楽しい」みたいな感じでずっとハイテンション。おわった後もアドレナリンでまくりで興奮してたし、翌日ぐらいまでなんかおかしかった。

 

なにが楽しいのか?自分でもわからなくらい楽しかったのですが、改めて振り返ると

「普段街乗りではだせないスピードをだしてのる爽快感」

「スピード出している集団やトレインにのる一体感」

「集団から千切れる悔しさ」

「横をすごいうなりをあげてトップスピードでかけぬけていく人たちのかっこよさ」

「ギアチェンジの音とともにスピード上げてく選手や見事なトレインでスピード上げてく人たちのかっこよさ」

とにかく、なにもかもがずっと楽しかった。

 

あらためて前日から当日までを振り返ってみます。

 

レース前日

 

筑波8時間耐久レースは開始が朝の9時、受付などはもっと前に行わないといけないので、現地に6時か7時にはいる必要があります。

都内から参加の人だと当日朝4時くらいに集合して車でいくパターンが多いらしいです。ちょっと私はすんでいるところが都内郊外ということもあり、だいぶ早起きしないといけないので、前日に筑波入りしてホテルに泊まって参加する計画にしました。

 

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前日入りにした理由は他にもあって「輪行をしてみたかった」から。

今後輪行できるようになっておくと、いろいろ自転車ワールドがひろがるので、その練習も兼ねて。

ただ運悪く台風直撃してハードモードになるというアクシデントが!

はじめて輪行やってわかったのは結構駅ごとに設備の関係で向いてる駅とそうでない駅がわかれるということ。移動するときの乗換駅の選択や路線選択はわりと重要である。

 

かなり重いものを運びながらの移動になるので、エレベーターの設備の充実度もそうだし、広めの改札口があることも結構大事。

 

またやってみてわかったことは「ソロでの輪行の際のトイレの難しさ」

複数人いれば「みといて」ができるんですが、ソロだとそれができない。そもそもトイレ内にもっていくことが不可能なこともあるくらいの荷物だし、かといって適当なところに置いておくのはめっちゃ不安。

なので、駅に多目的トイレがあるとかなりたすかる。

 

今回使った駅だと西国分寺駅が条件的にめっちゃ使い勝手が良くて助かった。このあたりは駅が大きければ必ずしもいいとも限らなくて、大きな駅でも設備的に向いてない駅もあったので、やってみないとわからないことは多いと実感しました。

 

前日はゆっくり午後に出発して夕方ぐらいに着く計画で移動。前日入りといっても基本寝るだけなので、朝ご飯付きのビジネスホテル的なところは抑えました。

 

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ただ同じチームメンバーに「レースの場合、朝早くて結局ホテルの朝ご飯の開始時間前に出発しないといけなくて食べれないからコンビニでかっておいた方がいい」というアドバイスがあり、案の定その通りに。

 

ホテルは6時にはでないといけないが、ホテルの朝食開始が6時半!そのため、前日にコンビニでバナナとかおにぎりとか、ロードバイク用の朝ご飯をかって就寝。

 

当日朝

 

朝5時起床!

 

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パン、おにぎり、バナナとエネルギーになるものをしっかり食べて出発。ホテルの朝ご飯引換券はなくなくゴミ箱に。

とはいえ今回泊まったホテルは筑波サーキットの最寄り駅である宗道ではなく、そこから何駅かはなれたところ。

最寄り駅はまじでなにもなく、ホテルもなかったので。

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そのためホテルからサーキット場までだと18kmぐらいある。

 

さすがにチョット離れすぎているので、一端最寄り駅までは輪行でいき、そこから2kmぐらいは自転車でサーキット場へむかう手はず。

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7時くらいについて組み立てたら、同じように宗道駅で自転車組み立ててる人がいたので「8耐ですよね?」ってききたかったけど、不審者になりそうだったので我慢。

 

この日は台風後の晴天でめちゃめちゃきもちよくて、この2kmの道のりがまずすごく楽しかった。

もちろん「ここで事故ったらおわりだ」感があったのでめちゃめちゃ安全運転で運転した。田舎道なのでそこそこ路面もきれいで走りやすい。まぁでも自転車道はないし、横を走る車が田舎道ってことでそこそこのスピードなので怖いというのはあった。

 

会場入りして感染症対策の温度計チェックとかしてメンバーと軽く試走。

トレインの基礎とか手信号の基礎、カーブの注意点とかもろもろおそわりました。

 

そのあとレース開始まで1時間ぐらいあるので、会場内をうろうろ。この時間に優勝争いをしたいガチ勢たちは初回スタートポジションのためにタイムトライアルとかしているので、それをみたり、各チームがセットアップしているのをながめたり。

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まぁ高そうな自転車やカッコイイチームユニフォームとか見てるだけでも楽しい、レース前に3本ローラーもちこんでアップしている人たちがいたり、メカニックがいるチームもあって、おのぼりさんしてたらあっというまにレース開始の時間になってしまった。

会場はケバブ屋がきてたり、耐久戦なので、多くのチームでコンロとかもちこんでて食事とれるようにキャンプ装備もそろっており、なかには家族連れの人も多くてけっこうなごやかな観光地モードだったりする。とはいえ今回は実は例年より参加者がすくなてすかすかだったらしい。普段の1/3か1/2ぐらい。

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我々も今回同じチームメンバーにキャンプ好きの人がいてコンロをもちこんでて、レース途中に焼きそばとかたべてたのだが、暖かいもの食べれるのはわりと重要。

レース当日

今回我々は4人チームだったので、大体5週、30分交代目安ではしることにしました。1度走っら1時間半はやすめるので、寝て休んだり、食事しながらという流れ。

4人は実は8耐をするチームとしては少ない方。

ルール的には6人までOKなので、まわりをみるとやはり5,6人ぐらいのチームが多かったかなという印象。

 

最初は余裕で10週ぐらいしてやんぜ!っておもってたけど、いやそんなあまくはなかった。実質5週ぐらいすると徐々にきつくなってきてたれてきてしまう。当初はサイコンで自分の心拍見ながらペース配分を考えてとか考えてたんだけどいざレースに出るとハイテンションでそんなの関係なしにまわしてしまうというのもある。

 

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結構消費するので補給を心がけて1時間に1度はなにかしら口に入れるように。補給食はいろいろもっていったのですが、とはいえレース中にたべた「かっぱえびせん」が感動するぐらいおいしかった。塩分大事。

 

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他にもおにぎりとか焼きそばとかいろいろ食べたはずなのだがなぜかチャーハンの写真しか残ってなかった。

 

2回目や3回目ぐらいのターンで徐々に慣れてきたので、走りながら水分補給してみたりトレインにのる努力をしてみたりもした。コースは周回なのでがんばれば先頭集団に周回遅れになるタイミングでがんばってふんでトレインに乗ってみることもできるんだけど、いやーーー何度か試したけどはやすぎて全然のれない。がんばって数秒ついてけただけで満足。

トップ集団についてくのはむりでも同じくらいのペースのトレインにしばらくのってみたり、逆に普通に走ってて後ろ振り返ったら何人かついてるときがあって「え?牽いているの自分!?」っておもうこともあって、それはそれで楽しかった。

 

そんな感じでふんでたら、3回目交代したあたりで、結構足に疲労感がでてきてた。

 

コースでるまでは「このターンは足を休めてー」とおもうんだけど、いざコースでるとレースのハイテンションでスピード出しちゃうし、アドレナリンのせいではしれちゃうという悪循環に。 逆にこれは危ないと思って、速攻エネルギーチャージ系のものをいれて、エネルギー切れにはならないようにはした。

念のためかっておいてもらったあんぱんが最後の最後にきいた感じで走りきれた。あんぱんは正義。

 

最終4回目のターンはアンカーでまわしてもらったのだが、これが気持ちよすぎた。

レース中はピットの人数も限られているのだけど、応援は最小限。ただし最後の30分だけ走者の交代ができないので、そのターンに限ってピッドに人が制限なくでれる。

なので1週してもどってくるとピッドの大勢の前を横切ってホームストレートを走ることになる、これにより疲労感がきえてしう。そのときにトレインにのれてたら相当気持ちいいとはおもう(のれなかったけどな)

 

疲労感いっぱいではあるものの、徐々に暗くなってきて気温も下がっていくのでそれはそれで気持ちいいし、最後の最後のおいこみでまわしていくことに気分が高揚していった。

 

最後、フラッグが振られた後はながしながらセレモニー走にそのまま移行して、アンカー全員で走ってゴールで花火!

 

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いやっほー

レース後

 

家に帰るまでが8耐です!ということでそこから着替えて最寄り駅まで自転車でいき、最寄り駅で輪行バックに自転車をつめこみ、3時間かけて電車をのりついで家にかえることに。次回はやっぱ車かなw

 

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最後の最後、最寄りのバス亭から家までの自転車の重いこと重いこと。。。。そのあと自分の家のマンションが階段でエレベーターがなかったことに気がついたときの絶望感。マジで心がおれるかとおもったけど、なんとかあげて、自転車をおき、とりあえずお風呂入って飲んだ檸檬堂がめちゃめちゃ体にしみてそのま気を失うように寝てしまった。

 

こんなに大変なのに、こんな楽しい一日ってなんなんだ!!!

みたいな感じで翌日なぜかまた5時くらいにめがさめてしまった。

人は疲れすぎると寝れない。結局その日昼寝して完全回復しました。

 

次回に向けて

 

  • 癖でノートPCもってったけど、いらない。スマホで十分だった。
  • 念のための着替えとかバッテリー類が多すぎた。荷物は半分でよかった。
  • レース後に家までたどり着くのに時間がかかるので、レース後になにかしら食べれるものを用意しておくのも大事
  • レース後は疲れすぎてとアドレナリンがでまくったせいで逆に寝れないので翌日の昼寝も含めてスケジュールしておく
  • レース用の勝負サイクルジャージが必要。気持ち的に。
  • 輪行バッグのなかで自転車がずれるといっきに運びにくくなるので固定は雑にやらない

 

まとめ

 

より自転車に対して熱量がたかまったので、また今月末か来月レースでる予定!そして来年の富士ヒル出場するんだ!!って次の目標定まった!

 

やるぜ!!!!