unshiuをオープンソースとして公開しました。
元々社内でモバイル用のCGMフレームワークとしてつくっていたものです。
モバイルに特化したSNSを構築する案件があったのですが、モバイルの場合、絵文字の問題や各キャリア間や機種での差異があるため、どうせなら共通のものをつくったほうがいいということでつくられたのが元になっています。
またもうちょっと裏事情を話してしまうと、PKGという形できっちりとしたものをつくってしまっていも「やっぱこの機能はいらない」とか「ここはもうちょっとこうしてほしい」とか当然要望がでてきてPKGという形でおさまりきらないことが多かったです。やはり新しいCGMサイトをつくるの際に、まんまmixiと同じものを立ちあげても当然mixiにはかなわないので、カスタマイズや新しい機能は必要と考えるのは当然ですし。
エンジニア的にも既にある機能をかくす作業というのはモチベーションが下がりますし、隠すためにお客さんに作業費と工数をみともってやりとりするのもお互いハッピーじゃないよねと。
だったら機能を取り外せる機構を用意して、そこに必要な機能をプラグインのような形で組み込めるようにすればいいんじゃない?
という発想が元になってます。
最初のバーションをつくってから1年以上立っていおり、いろいろな過程をへて、PCにも対応したので区切りという意味でオープンソースにしました。
オープンソースにするかしないかはいろいろ議論はあったのですが、Railsで例えば日記機能をつくるなんて慣れた人なら1日もかなわないですし、技術的に公開して困るほど特別難しいことも必要ありません。だったら社内に大事にしていているより、もっと多くの人に見てもらって、要望をだしてもらったり改善してもらった方がお互いハッピーでいいんじゃないかという結論にいたりました。
ライセンスをMPLという比較的案件などでつかいやすい形にしたのも、多くの人に使ってもらいたいというエンジニア的な思いからそうなりました。
まだドキュメントも足りない点がありますが、きちんとそろえていくつもりです。
いろいろ思いはありますが、とりあえずこんなところで。