Ruby on Rails Summer Festival 2008 # 5
Ruby on Rails Summer Festival 2008の第五回目にいってきた。
Ruby, Railsによるふつうなポータルサイトの作り方
URL:http://www.web-career.com/seminar/rails_2008_0911.html
スピーカー:
成田 智也・浜中 慶 / ニフティ株式会社
サービスビジネス事業本部 システム開発部
( niftyTimeline開発者 )
2007年
正式サービスは怖いのでLabサービスからはじめる
@niftyTimeLine β、@nifty アバウトミー β
それ以前は自社製のフレームワークを利用
2008年
ケータイ向け正式CGMサービス
@nifty ツクシぃ、@niftyいたがき開始
社内ではポータルなら○○、メール系なら××という形でフレームワークを選定している
CGM用のフレームワークとして採用を決定
社内ツールもいくつかつくりはじめる
○niftyTimelineの開発
木曜だけRailsの日をつくり開発、企画ともにこもってつくった
本業の合間で1ヶ月でプロトタイプを作成
アジャイル
○niftyTimelineの開発コスト
エンジニア3名(兼務)
デザイナー2名(兼務)
Flashエンジニア1名
→ リリースまで4〜5人月
○niftyTimelineサーバ構成
web/proxy x 2
apache2.0 mod_proxy
バランシングしてない
AP x 2
FastCGI
Rails 1.1.6
DB x 1
MySQL4 1台
1台別途コールドスタンバイ
ファイルサーバ x 1
○niftyという会社
ポータルサイト60 サイト以上運営
リテラシーが様々でHTMLわからない人も多い
運営に必要な作業
キャンペーン、プロモーション
データ分析、集計
ページ作成、公開
不適切な投稿削除
→雑用は少なくして開発に専念したい
→誰でもどんなスキルでもサイトを運営できるのが要件
○OSSで公開したplugin
http://webservice.nifty.com/rails_plugin/
☆activerecordbrowsr
インストール一発でニフティ標準デザイン管理画面ができる
管理する人が移動することもよくあるため、共通のUIであることが望ましい
☆filepublisher
企画営業担当はHTMLをいじる、エンジニアはRailsをいじるということをしたい
@niftyCMS と連携しそれを可能にする
静的HTMLをrails経由で返す
→ヘルパーから呼び出すこともできるのでバナーや一部コンテンツのみ管理をきりはなすことも可能
※@niftyCMS
社内用のCMS
○今後の展開
作ろうかと検討しているもの
■たくさんポータルサイトがあるのでAサービスの管理画面を見れる人、Bサービスの管理画面を見れる人を管理する必要がある。それを一元化するplugin
■CGMの基盤となるもの。おえかき掲示板をかんたんにつけられたりとか特に携帯は絵文字などの処理をしなければならなくて、jpmobileはあるけどまだたりない
○OSSとnifty
自社の資産公開について社内の反対は?
→ひとつづつ片付けた、ドラクエのようだった
セキュリティ
社内の検査基準を通すことで担保する
瑕疵について
公開をMITライセンスにしてリスクヘッジ
会社の資産を公開することに関して
公開することで得られるフィードバックを期待して説得してまわった
ただし社内版とOSS版は完璧に分けているため、OSS版で見つかったセキュリティホールが社内版で通用するということはないようにしている。
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以下感想。
超勇気をだして、懇親会で名刺交換してきた。
たまたまスピーカーの人が同じ大学出身だったのでそれをネタにがんばった。
でも耳まで真っ赤になった。
ちなみにスピーカーがniftyだったせいかLivedoorの人とかbiglobeの人とかもきてたっぽい。
あとなんかウェブキャリアが主催しているからかよくわからないけど、年齢層がけっこう高かった。
あとスーツ率とかも。
どうやらこれをみこんで昨日pluginを発表しやがったな!って感じで半分くらいがpluginの宣伝だった。でもfilepublisherとか便利でこれはよさげ。普通に業務で使いたい。
activerecordbrowsrも他にOSSで公開されているacts-as-structも必要にせまられてつくったというだけあってかなり実用的。
さてせていじろっと。